id:yasuyuki-kobeの"福田川新報"

招待されたから作ってやったぜ。文句あっか?

恨んでました

恨んでた。

自覚はしてなかったけど恨んでた。親の事を。

こんな碌でもない人生を歩んでるのは親のせい、と恨んでた。

「大切な事をどうして教えてくれなかったんだ?」と恨んでいた。勉強のやり方とか、ともだちとのつきあい方とか。ちっとも分からなかった。なぜ教えてくれなかったの?子供の頃にそんな恨みを溜めて、でも抑圧して生きてきた事にやっと気付いた。

勉強ができたかと言えば、そんなことはない。体育はまるでダメ。芸術のセンスもないから図工の時間などは苦痛でしかない。
「それでもいいじゃないか」と人は言うだろう。「勉強できなくったって、取り柄がなくったって、楽しければそれでいい」と。「楽しい仲間がいればそれでいい」と。
でも、そんな仲間などいなかった。子供の頃から、友達もいなくて孤独だった。休み時間の間は、ポツンと一人で時が過ぎるのを待った。遊び相手がいないどころか、いじめの対象だった。
アピールできる何かもなければ、信頼できる仲間もいない。小さな誇りも持てないこんな人生、惨めとしか言いようが無いじゃないか。

子供の間にどうして「上手くいくやり方」を教えてもらえなかったんだろう。これを身につけなかったから、大人になってこんな碌でもない生き方をしてるんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕はそう心から思ってたんだ。気付かないうちに。よくない感情なのは百も承知。だから抑え込んで、気付いてなかったんだな。

今は、心の根っこの部分を癒してあげたい、そう思う。

近頃のはてな

それほどはてなヘビーユーザーというわけではないのでたいしたことは言えないが、

とあれこれ手を出してるように思える。フォトライフのお絵かきまわりでの不具合を聞くので、マイナートラブルを先に潰して欲しい気がする(個人的に絵は描かないが)。はてなって大してマンパワーがある訳じゃないのに、あれこれやってどうするんだろう。

ところで、はてなブログに新機能「購読するボタン」が付いた。今のところ、管理画面に購読したはてなブログの新着記事が出てくるようになった。これ、便利なんですかね?ブログの購読管理にはRSSリーダーを活用してる人の方が多いんじゃないの?

浮かんでは消える我が思い・・・・認知療法のために

最近、小さなメモ帳を買って携帯している。

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仕事場の作業着のポケットにも入れられるし、私用の外出時でも簡単に持って行ける。お買い物メモにも使えるし便利だ。そして、この記事のような日記のネタ帳にもなるのである。それ以上に、頭の中で浮かんでは流れ消えていく色々な考えや気持ちを書き留める事ができる。それにはこの小さなメモが大変便利だ。実際、思いや感じた事を外に出す事によって、頭が軽くなった気分がする。ちょっとしたカウンセリングですね。

自分の生活の中に、認知療法を取り入れてみたくてこのメモを買った。自分の思いや気持ちを、気が向いた時に(それも楽に)書き留めるのが認知療法の第一歩だ。

認知療法には「考え」(自動思考)を言語化していく作業があるが、そう思うと「文字」というものの偉大さが分かる。単に言葉にするだけでなく、文字にする事で自分自身で再確認できる事が認知療法で重要だからだ。

文字を得る事で、人間の暗記力はむしろ損なわれた。古事記は元々稗田阿礼が暗記していたもの。どこの世界でも古代には民族の物語を代々口伝で語り継ぐ人達がいた。今や、物語を丸々暗唱できる人などいない。つまり大切な能力を失ったのかも知れない。でも、その代わりに人類は遠くの人にメッセージを伝える手段を、そして時を越えて記録を残す手段を得たのだ。
文字あればこその認知療法だと痛感する。

ところで行動療法においては、その瞬間に出てきた「考え」(自動思考)を捉える事が大切なのだが、世の中には感情ばかりが出過ぎて「考え」が出にくい・捉えにくい人も多い。そういう人はどうしたらいいのだろう?それは今後の検討課題という事で。

母の災難

母、なんと胆石で入院する。経緯をうろ覚えながらも以下に記す。

11月21日月曜日に異変に気付いたらしい。お腹が張って、吐いてしまったそうだ。

22日火曜日に、近所の某クリニックに行く。ここでの診断は「ウイルス性の腸炎では?」。母、それちょっと違うんじゃないのと首をかしげる。

23日水曜、高熱を出す。しかしあいにく祝日。

24日木曜日、やや症状改善し某クリニックを再訪。やはりX線CTなどで見る必要がありそうとの結論になる。S病院への紹介状を書いてもらう。「先方に電話を入れておきます」と言ったにも関わらずしていなかったらしく、S病院に行ったら何と門前払いの憂き目に(窓口だから門前じゃないが)。

25日金曜日、某クリニックまた訪れる。医者曰く「まさか受け付けないとは」。母思う「お前が電話せーへんかったからやろ」。結局、行きたくなかったO病院に入院するハメに。

なんでO病院が嫌だったのか。それは過去そこで受けた手術にある。
母は2年前、犬の散歩中に転倒し骨折した。足の骨にひびが入っただけだと思っていたら、完全に折れていたのであった。そこで金属プレートを入れる手術のために、腰椎麻酔をうけて手術を待った。が、なかなか始まらない。
なんと、金属プレートのサイズを間違えていた。別のサイズのプレートを別途用意するのだが、滅菌処理に30分。その間、ひたすら横になって待ち続ける母。

ユルイ病院があるものです。あんまり垂水に良い病院はない。一番しっかりしてそうなのは、須磨の国立病院。もしくは西神の西神戸医療センター(全部垂水区外ですな)。次のランクがS病院。その他は論外。

問題は、12月22日には妹の結婚式があるんですけど、ってこと。

胆石の手術として、内視鏡手術の選択肢はあるそうだ。ただその場合も、炎症を抑えるために抗生剤をしばらく投与する必要がある。そして、術後もしばらく入院しなくてはならない。
結局、手術はしばらくせずに抗生剤で症状を抑えて結婚式に出る方針。手術は年明けに希望との事。
そして、O病院には黙ってS病院に行って手術してもらうつもりなんだそうだ。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展@京都市美術館

11月23日、ワシントン・ナショナル・ギャラリー展@京都市美術館に行ってきた。

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滋賀・草津から山科で降りて、地下鉄東西線で東山へ。そこから白川の流れる裏通りを通りながら美術館へ。裏道から表へ出ると、そこはいかにも観光客向けの京都。近くには平安神宮もあるが、今回は遠慮した。

祝日だし会期の終わりの方だし混んでいるだろうなとは思っていたが、やはり随分と混んでいた。 日本人の印象派好きがよく分かる。多分それが一番良い時代のパリを感じられるからではないか。かくいう私も、バスツアーで展覧会に行ったおばちゃんの熱烈プッシュで足を運んだ次第。そのおばちゃんの方が断然絵画は詳しいけど。

しかし、まぁ会場内は押すな押すなでじっくり見る余裕など無かった。別に私も美術ファンというわけでもないので、根性で踏みとどまって鑑賞する元気もない(人混みは苦手)。それでも、いくつかハッとさせられたポイントもある。

マネ「鉄道」のドラマを想起させる切り取り方とか、モリゾ「ロリアンの港」のようにどこかありふれた風景をそのまま描いていくところは、写真のストリートスナップに通じるものがあると思う。実際、この時代に写真術が発展しているし。当時の人々と今に生きる僕らの感性は、そんなにかけ離れていないのではとも感じた。
マネの「牡蠣」はいかにも旨そうだったし、グルメブログのはしりのようなものでしょう(嘘です)。

主催者としてはゴッホ「自画像」押しだったのだろう(実際ポスターなどもそれ)が、私としてはルノワール「踊り子」の淡く儚げな佇まいに一票ですね。踊り子のスカートがふわふわと背景に消え入りそうな感じが堪らないですよ。

凄く駆け足だけど、展覧会をあとにした。もちろん本当はゆっくりしたかったけど、それでも見て生気を取り戻した気分がした。このところ色々凹むところがあったので。資格試験も落ちてしまったし。

会場を出たら図録やグッズを盛大に売ってるのはお約束。ここで稼がないと収支が苦しいから。9.11以降、美術品輸送時の保険料がすごく値上がりしてるそうで、こういう海外から持ってくるイベントは大変らしい。入場料収入だけでは、ひょっとしたトントンまでいかないのかも。
とは言え今回は図録(2000円だけど)はパスさせてもらった。先述のおばちゃんに買って見せたらすごく喜ぶんだろうけどな。

美術館を出るとすぐセブンイレブンがあるのですな。朝も昼もあまり食べてないので、とりあえずポテチとお茶を買う事にする。店の表にベンチが出されてて、そこで座って飲食できるようになっている。明らかに観光地仕様ですな。で、

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京都と言えば漬け物と七味←ホントか? 七味の香りが立っていて、なかなか良かったですよ。七味は香りを楽しむものですね。普段はエスビーの七味しか使ってないから、本当の七味の良さを分かってなかったですよ。

曇り空とは言え、京都は良い。嗚呼、カメラデートをしたいな・・・・・と思ってベンチに座ったらまさにカメラデートのカップルが隣に座った。
次はエア彼女を連れてこよう。

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こんな写真展もあるなら、行きたかったな。後悔。情報のアンテナ大切と思い知る。

JR京都に出て伊勢丹へ。別にメンズファッションには興味のない私。
#ファッションセンスなんか皆無だ、バカヤロウ。
何はなくてもデパ地下へGO。実は京都伊勢丹のデパ地下は初めて行ったが、やはり京都らしく漬け物が充実しているのがポイント。観光客需要もあるんだな、きっと。漬け物だったらちょっとしたお土産にも喜ばれるし。
しかし買ったのは、

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京都ゆかりのを二本入れてますがね。何かウキウキワクワクしながらつい買い込んでしまう、これがデパ地下マジック。

何せご招待されたものですから

id:Akkiesoft殿に招待されてしまったので、はてなブログを作ってみる事にした。晴れて私もベータテスター←別に偉くない

実は過去、Seesaaでブログをちまちま書いていた事があったけど、見事三日坊主で放置プレイ。"福田川新報"はその時のタイトルだ。

別にテーマもなく、気負いもせずたらたらと書くのが、結局一番続くのではないか?とも思っている。一番熱心にやっているのがtwitterでもmixiでもfacebook(未加入)でもなく、はてなハイクであるという事実も示唆的だ。
だから書きたい時にスムーズに書ける環境にはてなブログがなっていけば、良いブログサービスになるだろう・・・とはてなに言ってみる←無駄だと思うが

サット見たところ、おそらくHTML編集やはてな記法で記述すればかなり複雑な事ができるのだと思うが、私はそもそもディープなはてな民ではないのではてな記法は知らないし、そっち系エンジニアでもないのでHTML編集は敷居が高い。となると私は「見たまま編集」になるが、このあまりにもあっさりした関西風味の画面を見ると先行きが不安になる。
はてなから逃げ出すはてな民を引き留めるつもりならこれでも良いが、そうではなくあえて新しいブログサービスを世に問うつもりなら「ブラウザの中で簡単に高度な事ができる」事は必須だと思うので頑張って欲しい。
どうせやるなら、はてなの他のサービスとの連携もやっていけば良いのになと思う。はてな記法を使えばなんでもござれだとは思うのだが、例えば「見たまま編集」になんで「はてなフォトライフの画面を挿入する」の機能が無いのが不満。まぁ、まだまだベータなので仕方がないが、どこまでレベルアップしていくのかやっぱり不安。

ま、生温かく見守るしかないか。